春夏秋冬によって表情を変える瀬戸内海。
海の色、潮の香り、風の肌触り、陽の温かさ、どれひとつをとっても同じ日はなく、晴れの日も、雨の日さえも、訪れる人の心を穏やかにする風景があります。
そんな海の上を旅するからこそ出合える景色に、心身ともに癒され、心豊かなひと時をお過ごしいただけるよう、季節や出発日にあわせた航路をご用意しております。
いずれも広島県尾道市にあるベラビスタマリーナの出港・帰港となります。
海の色、潮の香り、風の肌触り、陽の温かさ、どれひとつをとっても同じ日はなく、晴れの日も、雨の日さえも、訪れる人の心を穏やかにする風景があります。
そんな海の上を旅するからこそ出合える景色に、心身ともに癒され、心豊かなひと時をお過ごしいただけるよう、季節や出発日にあわせた航路をご用意しております。
いずれも広島県尾道市にあるベラビスタマリーナの出港・帰港となります。
特別航路
令和6年 秋の特別航路
「秋天の多島美を巡る」3日間 10月19日出発この航路は、せとうちの多島美と、澄んだ秋空の広さや清々しさを存分に楽しむ航路です。初日は郷愁漂う夕刻の尾道水道を抜けた後、夜は大三島沖に錨泊。2日目は、愛媛県の祭礼行事「お供馬の走り込み」をご覧いただきます。少年達が馬に乗り、掛け声とともに境内を何度も駆け抜ける姿が見どころです。令和6年 秋の特別航路
「せとうちの青史を紐解く」4日間 10月8日出発この航路では、北前船が寄港した港町の散策や伝統の水引体験を通して、複雑な文化が絡み合うせとうちの魅力をお伝えします。3日目には、江戸時代に上方の影響を大きく受けて発展した中山農村歌舞伎小屋にて、世代をつなぐ建て替え工事の落成を祝い、京都芸妓の一糸乱れぬ「手打ち」をご覧いただきます。せとうちのハレを祝う特別航路
「千年続く賑わいと多島美を訪ねる」4日間 10月15日出発この航路では、高知のよさこい祭り、徳島の阿波踊りとともに四国三大祭りに数えられる愛媛県の「新居浜太鼓祭り」へご案内します。かき夫と呼ばれる男衆がおよそ150人集まり巨大な太鼓台を高く差し上げ揺らす様子は、迫力と躍動感にあふれます。せとうちのハレを祝う特別航路
「島に伝わる奉謝の心に出合う」4日間 8月16日出発山口県の祝島で1000年以上前から4年に一度執り行われている神舞(かんまい)という神事は、対岸の国東半島の神官の一行を島民が嵐から救ったことから始まったといわれています。5日間行われる神事のうち、今回は互いの感謝の心を映し出した神楽奉納をご覧いただきます。せとうちのハレを祝う特別航路
「花火が染めるせとうちの短夜」4日間 8月9日出発この航路では、せとうちの広い海を活かして海上から打ち上げる花火を、喧しさから離れた涼やかな船内でのんびりとご鑑賞いただけます。450年以上続く祭りで打ち上げられる花火を鑑賞するほか、伊吹島のイリコ漁見学、愛媛県にある豊島(とよしま)での現代アート鑑賞など、せとうちの様々な魅力を一度に楽しむ航路です。せとうちのハレを祝う特別航路
「宵に響く花火と島の朝ごはん」4日間 7月25日出発香川県の手島(てしま)にルーツをもち、東京・南青山にて日本料理店「てのしま」を営む林亮平氏をお迎えし、早朝の島の散策と朝餉を楽しむ船外体験を行います。心の奥へ語りかける、ガンツウらしい島の日常に出合う体験です。航海中にはせとうち各所の花火大会へも立ち寄り、夏の旅を一層彩ります。
西回り航路
中央航路
村上海賊ゆかりの海路を辿る3日間
島々が密集した複雑な地形は、せとうちに世界屈指の潮の速さをもたらしました。人々は日本最大の海賊である「村上海賊」に水先案内人を依頼し、やっとの思いで航海を続けることができたといわれています。この航路では、そんな村上海賊にまつわる海域を島と島の間を縫うように航行します。海をたゆたい、せとうちの絶景を訪ねる3日間
西は愛媛県の大三島、東は香川県の塩飽諸島まで、大きく周遊するこの航路は、初日に船上から複雑に入り組んだ芸予諸島の多島美を眺め、翌日、雄大に広がる燧灘を抜けて香川県沖までゆったりと進みます。船外体験では、瀬戸内海の自然が織りなす印象的で大胆なせとうちの絶景へご案内します。
東回り航路
せとうちアートの島を満喫する4日間
せとうちの東側では国内外のアーティストを受け入れて支援する島や地域が増えています。今航路では、この海域のアート文化を代表する直島や豊島をはじめ、小豆島や、女木島、男木島といった島々にも足を延ばし、2日間にわたりその時期にぴったりのアートスポットを巡ります。せとうちで紡がれた伝統を体験する3日間
せとうちの伝統文化と脈々と受け継がれる技術をご体験いただくこの航路では、岡山県や香川県を中心に、高松盆栽や讃岐手まりなど、これまで大切に守り続けられてきた技術に触れます。地域の伝統文化に寄り添い、その時期の気温や状態を見極めながら最適な体験にご案内します。恵豊かな自然と島の文化に触れる3日間
(2024年 夏・秋)この航路では、雄大な景色が広がるせとうちの東側の、新旧の魅力を同時にご覧いただきます。船外体験では、アートの島として世界的に知られるようになった直島や豊島で現代芸術に触れるほか、島の原風景やそこで代々大切に受け継がれてきた産業が今も残る小豆島へご案内します。恵豊かな自然と島の文化に触れる3日間
尾道より東側のせとうちを楽しむ3日間の船旅では、大迫力の瀬戸大橋をくぐり、初日は岡山県玉野沖まで向かい、翌日は豊富な産業で発展し続ける小豆島を経由します。古代からの海上交通の要衝を通りながら、100以上の島々から構成された備讃諸島の大自然と奥深い文化を間近でご覧いただけます。